精神保健福祉学科 | 北陸ビジネス福祉専門学校

厚生労働大臣指定・精神保健福祉士一般養成施設

精神保健福祉学科

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資格名 取得方法 資格内容
精神保健福祉士(国家資格)
国家試験受験資格
在学中(1月下旬)に国家試験受験可能です。 精神障害者の自立支援や日常生活上の相談を行います。医療・保健・福祉にまたがる領域で活躍しており、広く国民の精神保健保持の為の専門職としても期待されています。精神保健福祉士国家試験に合格し、登録後「精神保健福祉士」を名乗ることができます。
社会福祉
主事任用資格
卒業と同時に取得できます。 行政機関などにおいて、相談支援業務を行うときに必要な資格です。福祉関係施設で働くための資格としても準用されています。

精神保健福祉士国家試験合格率100%(2022年度)

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2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
受験者数(人) 6,165 6,502 7,024 6,978
合格者数(人) 3,955 4,267 4,996 4,911
合格率(%) 64.2 65.6 71.1 70.4
当校合格率(%) 95.0 90.0 100.0 94.1

資格取得(取得までのスケジュール)

当校では、普段の授業から国家試験を意識したものになっています。
秋には模擬試験、1月中旬には対策講座を実施しています。その内容は国試頻出問題はもちろんのこと、その年の学生の要望や教員からみて、おさえておく必要性を感じたところ等々、重点的に行います。
また、学生同士で自主的に勉強会をしている姿もみられます。もちろん、休み時間や放課後を利用しての個人指導も可能です。

資格取得(取得までのスケジュール)

PICK UP

見学実習(障害福祉サービス事業所)
見学実習(障害福祉サービス事業所)

前期実習の前に精神保健福祉の現場を見学します。実習先や利用者の方をイメージをつかみます。

特別講座(卒業生の講座)
特別講座(卒業生の講座)

1年間で5回程、特別講座を実施します。
写真は、卒業生へ国試に向けての勉強方法等を質問している様子です。

国家試験対策

普段の授業から国家試験を意識した内容になっており、10月下旬に模擬試験に取り組み、教科ごとの得意・不得意な領域を把握していきます。また、12月下旬~1月中旬には苦手克服のため本学オリジナルの国家試験対策講座も開講します。国家試験によく出題される重要な領域はもちろんのこと、学生からの「繰り返し講義してほしい」、「より詳しく取り扱ってほしい」などの要望や、教員からみて押さえておく必要性を感じたところなどを重点的に取り入れています。もちろん、休み時間や放課後を利用しての個別指導も可能です。

 

国家試験に向けて取り組んでいること

1月上旬までに実習・演習授業を除く講義科目は終了し、2月第一週の土日の国家試験本番に向けて、受験勉強のための自由登校期間となっていますが、自宅等では勉強に集中できなかったり、わからないところをすぐに質問できない等の学生たちの声から、教室等を解放して、個別・小グループでの学習のサポートを行っています。

●自主勉強会
例年、学生同士で自主的に勉強会を開催している様子が伺えます。互いに得意な分野の重要ポイントを教え合ったり、確認問題を出し合ったりしながら、みんなで資格取得のために高め合っています。教員からの説明を聞いて理解しているだけではなく、他のクラスメイトに説明をすることで自分の理解度に気づき、より確実な定着につながっているようです。

●国家試験に向けた個別・小グループの学習指導
専任教員と対話しながら、自分が理解した重要なポイントの確認や不得意な科目等の復習や疑問点等を解消するなどの時間を確保して、確かな知識の定着につなげています。人数の多い授業で質問することができなくても、小グループであれば、わからないことを安心して声に出すことができるようです。

国家試験に向けて取り組んでいること

 

社会福祉士とのダブルライセンス

大学等で社会福祉課程を履修された方については、科目免除を受けることができます。社会福祉士とのダブルライセンスは支援対象の区分けがなくなるので、就職(特に総合病院や公務員など)にとても有利になります。
ぜひ本校で精神保健福祉士×社会福祉士を目指してみませんか?

※詳細はオープンキャンパスや個別相談でお話していますので、ぜひご参加ください。

社会福祉士とのダブルライセンス

 

就職までの流れ

地域に密着した就職サポート体制。一人ひとりの将来に向けて、個別に対応してきます。

就職までの流れ

就職サポートの流れ

●進路希望調査(5月)・就職相談・求職活動支援(随時)
資格取得後、どんな分野で活動したいか、これまでどのような職業経験を経てきたか等、一人ひとりの進路希望を伺います。また、希望する分野に対応した求人情報の提供のほか、求人票の見方の確認、必要なときにはハローワークや福祉・人材センター等の相談窓口への同行も行います。

●就職に関する講座・セミナー等(6月・3月)
現場で活躍する精神保健福祉士や卒業生による特別講座では、就職活動の進め方だけでなく、社会人経験を経てきた方や現在子育てや家族の介護をしながら福祉を学んでいる方など、様々な生活状況にあり、家庭と仕事の両立を図りながら自分の夢を叶えてきた先輩たちの体験談を聴く機会は、今後の生き方を考える参考になっているのではないかと思います。

●施設(病院・事業所)見学・訪問、ボランティア活動(8~11月頃がピーク)
福祉や医療関係の採用試験の傾向としては、秋頃が大きな山場を迎えることに特徴があります。施設見学を申し込んだり、施設が実施する地域交流の催しのボランティアに参加したりすることで、福祉や医療の現場で働くイメージを固めていきます。せっかくの機会ですので、見学や訪問の時間が有意義なものとなるように、見学時の姿勢やポイント等についても事前にお伝えしています。

●応募書類の作成指導、模擬面接の実施(随時・個別対応)
イメージが固まって希望する施設等へ応募することになれば、応募書類(履歴書や自己紹介書、場合により職務経歴書)の作成や、採用試験(面接試験や作文・小論文試験等)について、一人ひとり持ち味や強みが表現されるようサポートを行います。

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精神保健福祉士の活躍の場 主な就職先施設・機関
医療機関
精神科病院、診療所、総合病院精神科
富山県内実績 県外実績
医療法人社団和敬会 谷野呉山病院
医療法人社団四方会 有沢橋病院
医療法人社団ときわ会 常願寺病院
医療法人社団重仁会 佐々木病院
医療法人社団あずさ会 川田病院
独立行政法人労働者健康安全機構 富山ろうさい病院
市立砺波総合病院
高岡市民病院
医療法人真生会 真生会富山病院
医療法人至空会(静岡県)
医療法人社団新新会 多摩あおば病院(東京都)
医療法人福仁会 福仁会病院(福井県)
医療法人積仁会 岡部病院(石川県)
医療法人社団青樹会 青和病院(石川県)
医療法人社団松原会 七尾松原病院(石川県)
社会医療法人財団松原愛育会 松原病院(石川県)
医療法人社団澄鈴会 粟津神経サナトリウム(石川県)
社会福祉法人金沢市民生協会 ときわ病院(石川県)
医療法人清心会 八尾こころのホスピタル(大阪府)
ひだまりこころクリニック(愛知県)
医療法人社団斗南会 秋野病院(山形県)
障害福祉サービス事業所
居住支援、就労支援、相談支援
医療法人社団信和会 サポート新川
社会福祉法人あしつき あしつきふれあいの郷
社会福祉法人富山県精神保健福祉協会 ゆりの木の里
社会福祉法人富山県社会福祉総合センター
社会福祉法人たかおか万葉福祉会
社会福祉法人長久福祉会(石川県)
社会福祉法人六条厚生会(福井県)
株式会社エンカレッジ エンカレッジ大阪(大阪府)
NPO法人ともに会(神奈川県)
ヴィスト株式会社(石川県)
行政機関
県や市等の福祉担当課、保健所、福祉事務所、精神保健福祉センター 等
富山市(精神保健福祉士)
富山県心の健康センター
小矢部市(社会福祉職)
滑川市(社会福祉職)
石川県(精神保健福祉士)
野々市市(社会福祉職)
長野県(社会福祉職)
福井県(精神保健福祉士) 
その他関連領域
司法(保護観察所)、雇用(ハローワーク)、学校(スクールソーシャルワーカー)、企業 等
株式会社サードプレイス
放課後等デイサービスステップバイステップ
株式会社オレンジ

就職先でこのような仕事をしています

●精神科医療機関
療養に伴い生じる問題(例:医療費や生活費に対する支援制度の紹介・申請)を調整し、安心して医療・リハビリを受けることができるように支援します。また、退院後の生活(住まいや仕事、日中の活動の場)に向けて、福祉サービスにつなげたり等、医療機関の中で「生活支援の専門職」としての役割を果たしています。

●障害福祉サービス事業所
その人らしい生活をしていくための相談支援や、居住支援・就労支援、仲間づくり、生きがいづくり等、幅広く支援を展開しています。一人ひとりが希望する生活に向け、その思いに寄り添いながら支援していきます。

●行政機関(市町村・保健所・精神保健福祉センターなど)
広く地域住民の方の相談支援を担当します。福祉サービスの相談・申請、心の健康相談の窓口、医療が必要であるにもかかわらず、なかなか受診されない方への訪問支援など様々です。また地域住民を対象とした心の病気についての正しい地域の普及など、誰もが安心して生活できる地域づくりを進めていきます。

精神保健福祉士が、現代社会で必要とされている理由は?

現代は「ストレス社会」とよくいわれており、仕事や家庭、対人関係での悩み等と、ストレスが積み重なって心の病気にかかる方が増えています。心の病気といっても様々で、うつ病等の気分障害、統合失調症、認知症、アルコール依存症など…、これらは、誰でもかかる可能性がある病気だといわれています。
心の病気にかかった方が、地域で安心して暮らしていくために、医療や福祉のサポートが必要になってきます。
精神保健福祉士は、精神科医療機関や障害福祉サービス事業所、行政機関等に配置され、様々な専門職・関係機関と連携し、本人や家族、地域をサポートしていく仕事をしています。

ここ数年求人数も増加!
また社会人経験者や主婦の方で、この資格を取得し、再就職する方が増えています。

入学後の1年間でこのような力をつけていきます

精神保健福祉の現場では、実践力のある精神保健福祉士が求められています。実際に現場で活用する社会保障制度の知識はもちろんのこと、専門職としての価値や倫理を基盤に、心の病気を持った方とのかかわり方、面接・記録法、その人が持っている力を活用した支援方法、家族や地域・関係機関との連携、個別支援計画の作成等々…。
この1年でたくさんのことを学び、現場で活躍できる力をつけます。