「働く女性の健康」と題して、産婦人科医・富山県医師会常任理事の種部恭子先生にお越しいただいて、特別講座を開催しました(^^)/
女性特有の悩みである月経困難症についての知識を深めながら、これからのライフサイクルを考え、キャリア形成と維持についてどう進めていくか・・・現代女性が抱える健康問題についてあらためて考えさせられるとても良い時間をいただきました。。。
月経困難症とは、日常に支障をきたすほどの痛みを伴う月経のことを言います。日本ではおよそ800万人いると推定されているとのことですが、少子化、晩婚化に伴い増加傾向にあるということです。 治療により軽減や完治が可能ですが、「痛みは我慢するもの」という認識が強く、受診率はとても低いということです。子宮内膜症などの婦人科系疾患が隠れていることも多く、正しい知識を持つことと、早い時期の受診が大切。
そして、女性のライフスタイルに婦人科系の悩みの原因となる女性ホルモンが大きく関係しているとのこと。健康的に女性が働くためには、社会的な支援が必要であり、日本の社会的な背景にまで話は及びました。
学生からは・・・・
「ピルについて教えてもらうことが、中学校や高校ではなかったな・・・と思いました。もっと早い時期に学校で教えてもらう機会があればよいと思いました」
「自分の家の近くに種田先生のような方がいらっしゃる婦人科があればいいなと思いました。きっと寄り添って一緒に考えてくださるのだと思いました。」
「痛みを我慢しなくていい!という言葉を聞いて、安心しました!!!」
「自分が将来どのように生きていくのか・・・家庭と仕事の両立は大変だけど、今の日本にそうやって頑張っている人がすごく多いということが聞けて、自分も頑張りたいと思った」
「今日のお話を聞いて、ピルを使いたい!!と思いました。受診します!!!」
「毎日、ココロもからだもゴキゲンで・・・という言葉が印象的でした」
などの感想が聞かれ、月経困難症やその原因、対策などについて詳しい知識を得ることができ、いつまでも輝く女性でいるために大切なことをたくさん学ぶことができました。
種部先生!!!
大変ご多用の中、貴重な時間をいただきましてありがとうございました。