1月も半分以上が過ぎ、大事な検定試験を控える医療秘書学科の学生たちいろいろと考えることが多くなり、気持ちだけが焦ったり・・・思うようにいかなくて落ち込んだりという毎日を送っている中、学校華道家元池坊の特別授業を行いました。
華道の授業では、毎回華道家元池坊の歴史や伝統文化としての「華道」についての講義を受けてから実技を行います。今回は、あらためて伝統的な生け方を学び、より理解を深めました。
伝統文化を学びながらの「華道」が、今の学生たちに必要な人間形成に意味を持つと考え、お花を通した心の教育を継続して行っています。
今まで気にもしなかった道端の花に目が向くようになったり・・・道路の隙間から力強く生える植物に勇気づけられたり・・・そして、その姿から生命力を感じる心。季節ごとの花で四季を感じる心。目に見えることだけでなく、草木の背景にあるものを感じ、想像する心。
そんな心を大切にし、継続していくことで、やがて「他社への思いやり」につながると信じています。
花を生ける技術や知識だけを学ぶのではなく、継続することで得られる意味・価値をみんなにも感じてもらえたらと思います。