見学実習(おわらの里)【精神保健福祉学科】

2019年4月24日(水) 精神保健福祉学科では、富山市八尾町にある障害福祉サービス事業所、社会福祉法人フォーレスト八尾会 就労継続支援B型事業所おわらの里へ見学実習へ行ってきました。

島滝施設長さんから、障害福祉サービス事業所が期待されている役割や職員としての心構え等について、お話をいただき、その後、作業場や店舗等を見学させていただきました。

社会福祉法人フォーレスト八尾会が設立した当初は、八尾町の観光土産品の製造・販売を中心事業として行ってこられたそうですが、時代の流れとともに人々の近隣との付き合い方や観光土産品の購入に対しての価値観が変化してきて、現在は、農作物や山菜等を収穫し、お弁当等に加工販売する事業へと移ってきているとのことでした。地域の高齢者の方たちの声を聴きながら献立を考え、地域に食を届ける事業にも拡がりをみせているそうです。

また、福祉の現場で働く職員としての心構えや姿勢についてのお話では、今日、成果や結果が重んじられ、それらを目に見えるようにするために、数値化することが求められる時代の中、社会福祉の現場では、居場所として利用している人たちの存在があったりと、就職率や工賃額など数値として表すことが難しい機能や役割も担っていることを大切にして日々、利用者の方たちやそのご家族への支援をされていることを伺うことができました。

島滝施設長さんをはじめとする職員のみなさん、利用者のみなさん、お忙しい中、貴重な時間をいただきましてありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。